自転車で旅に出よう

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なぜ自転車なのか

自分の力で移動ができる最強の乗り物!自転車での旅に憧れたことはありませんか?ロードバイクの購入は「旅をしてみたい」という漠然とした憧れもありました。ロードバイクを乗り始めて約10年。準備やトラブルなどを語ります。

自転車ならどんなところでも行けます!

旅の楽しみ

 なぜ、自転車で旅に出るのでしょうか?移動手段として、サイクリングの延長など、それぞれの楽しみ方がありますが、自転車旅で一番の醍醐味は自力で目的地まで行った達成感が一番だと思っています。
 私は一日で千葉から新潟まで行ったり、4日間かけて千葉から青森まで仲間と自転車で行きましたが、辛かった分、今でもよく覚えています。達成感は人生でも一番くらいでした。
 あと、自転車は速度がちょうどいいですね。同じ道をバイクで走った時とは景色の見え方が違います。より景色、風、匂いが楽しめます。

持ち物は?

 私の場合、なるべく早く移動がしたいのと荷物を極力持ちたくないので数泊する旅の場合でも荷物はかなり少ないです。
基本的に夏に旅をするので、着替えなどもかなり少なくて済みます。

1.テント(1人用)
2.着替え
3.コンタクトレンズや歯ブラシなど衛生用品
4.貴重品(現金・スマホ)
 荷物が少ないのは若気の至り…?

貴重品以外は自転車に括り付けます。キャリアは色々ありますが、シートポストにそのまま付けられるものだと簡単です

計画はどのくらい練る?

1週間くらい旅の予定があるとき、どれくらいの予定を立てる必要があるでしょうか。
 まずゴールは決めたほうが良いと思います。目標になりますからね。そして目標に合わせて1日何キロ走るか、道中に寄りたいところ、面白そうなところがないかを探してルートを決めます。
 ルートの決め方としては、ナビを自転車に取り付けないので、できる限りわかりやすいルートでの作成をしています。頭の中に国道何号を走って、何キロ走ったら何号とぶつかるので右に曲がるなど頭の中に入れておきます。
 今はガーミンなどサイクルコンピューターにルートを入れることができるので事前に入れても良いですね。

 宿泊については前日の夜暗いに決めることが多いです。前日の夜であればネットで予約ができますしね。自転車旅の場合はトラブル(パンク、体力不足、体調不良、高低差がありすぎたなど)がたくさんあるので、当日の昼くらいに決めてます。

宿泊はどうするか

まず、泊りが発生する旅では宿泊手段を決める必要がありますよね。
キャンプ or 宿のどちらかでしょう。

 私のおすすめは宿です。キャンプ旅も何度もしてきましたが、自転車を1日乗るととても疲れます。以前千葉から青森まで行ったときは毎日200㎞移動しましたが、1日目の終了後にテント泊。翌日起きて撤収後、再度自転車に乗ったら前日自転車から降りた時と同じくらいの疲労感がありました。
 キャンプ泊は疲労感が取れません。(2,000円で購入した安いテントだったからかもしれませんが…)
 とにかく、自転車での旅は翌日に疲労感を残さないよう、温泉に入ってしっかりとした睡眠をとることが大事です。宿で安いのはネットカフェや24時間空いている銭湯(仮眠室があります。)。一泊1,000円~2,000円くらいです。 個室ビデオ屋も安いですね。

いままで起きたトラブル

自転車はトラブル起こりますよね~。仲間といった旅で起きたトラブルを紹介します。

落車
 軽い落車から結構重めの落車まで何度も体験しました。軽いのだと立ちごけはよくありますね。(ペダルとシューズを付けるので忘れていると止まった時にあれっ足が地面につかない(絶望)で転びます。)特に疲れてくると稀に起こりました。
 重いものだと下りでスピードの出しすぎで曲がり切れず吹っ飛んで行った仲間もいました。旅だと重い荷物を持っているので、いつもよりも自転車が降られるんですよね。

機材トラブル
パンク
  本当によく起こります。タイヤの空気圧が低くて起こるリムウチ。釘やガラスなどを踏んでしまう。原因は様々です。常に2本くらい予備のチューブをもっています。パンクしたら近くの自転車屋で買えばよいので、予備は2~3本。仲間と行く場合は1本でもいいかもしれません。

パンク修理は慣れれば10分くらいでできるようになります。

ホイール破損
  下りでつい足をぶらぶらさせてしまって、後輪に足を巻き込んでしまいました。体は問題なかったのですがスポークが数本飛んでいきました。(笑)近くの自転車屋でアルテグラの後輪だけを何とか売ってもらい事なきを得ました。

シフト、ブレーキ
  シフトの調子が悪くなることもよくあります。旅だと雨の中走行することのありますからね。自分でシフターの調整ができるようにしておきましょう。あとオイルが切れてしまい、うまく調整できなくなることもありますのでオイルも持っていくと良いです。

ハンガー折れ
 リアディレイラーが付いているハンガー折れが仲間内で頻発したことがあります。お守りで予備のハンガーを持つようになりました。


 鍵を忘れて自転車が見えるコンビニしか寄れないなどは稀にありました。
 1回道中に、2,000円くらいのチェーンの鍵を持ってきた仲間が、昼食時に友達の自転車と2台まとめて鍵をかけて昼食後、戻ってきたら鍵を開ける鍵を家に忘れてきたことがありました。
 チェーン自体は開ける鍵がなくてもかけられるものもあるんですよね。
 近くにホームセンターがあって何とか切ってもらい、旅が続行できました。見た目はごっつい鍵でしたが大き目のチェーンカッターで速攻で切れてしまいました。盗難する人は本当に一瞬なんだと思いました。

体調不良
 グループで走っていると稀にあります。体調不良も様々で風邪などひかれるとどうしようもないのですが、熱中症やハンガーノック(エネルギーの枯渇によって起こるスタミナ切れみたいなもの)などは周りが気付いてあげることで防げます。ハンガーノックで急に遅くなった仲間は牛丼を食べさせたら回復して帰宅することができました。

シートポストとサドルを止めているねじが折れたこともあります。

 まだまだ細かいことは色々ありましたが… 自転車を始めたばかりのことはトラブルが多かったのですが経験していくにつれパンクを含め、トラブルは少なくなりました。
 しかし、何もない旅よりもトラブルがあった旅の方が記憶に残っています。トラブルが起こると大変ですが、それを乗り越えて楽しみましょう。

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