灼熱の惑星に来てしまったかと思うほど、見渡す限り砂漠とサボテンそして奇妙な岩たち。
なぜこんなに岩が積みあがっているのか。新しい場所でのクライミングはいつも楽しい。
クライミングの環境
ジョシュアツリーも公式HPでもクライミングを楽しめると紹介されており、クライミングの環境はとても良い。
ただ、7月のジョシュアツリーは昼間は気温が高く、日差しもカンカン照りのため登れる環境ではありませんでした。
7月に登るなら午前8時まで。もしくは午後5時以降であればなんとか。
※8時30分くらいまでは明るいので、午後でも3時間ほど登れます。。
クライミングに最適な時期は間違いなく冬でしょう。
トポはジョシュアツリーのビジターセンターで購入できる他、アウトドア用品でも見かけた。
課題(リードクライミング)・アプローチ・岩質
課題
傾向としてはクラックが多め。安全確保もカムが使えるところはカムを使用し、使えないところにボルトが打ってある。
もちろんすべてボルトだけという課題もあるが、カムを使用しないといけない課題の方が多い。
終了点はリングのため、ロープの結び替えが必要。
アプローチ
ジョシュアツリー国立公園内にクライミングエリアはいくつもあり、車での移動が便利。というより車がないとおそらくジョシュアツリー内で移動ができない。
駐車場は道端などに多くあり、困ることはない。
岩質
花崗岩だが、ヨセミテと気象条件が異なる影響なのかざらざら。登っていても手で払えるくらい岩肌なのか砂なのか分からないがざらざらして落ちてくる。カムも一度砂の影響か外れてしまった。
花崗岩は固いという印象が一転した。
登った課題
Headstone Rock – Cryptic(5.8)
一番おすすめの課題はHeadstone RockにあるCryptic(5.8)という課題
登るまでのアプローチが結構大変で、7級程度のボルダリングをしながら、スタート地点に向かいます。
登りより、下りが大変。私のアプローチシューズはクロックス(サンダル)なので登り切れず、途中でクライミングシューズに履き替えました。
1P目のクリップまではスラブで、その後はバランスを取りながら上へ登っていきます。
終了点は岩の最上部。終了点からはあたり一面にサボテンと奇岩達を見下ろせます。
安全確保はすべてボルト(4ピン)です。どうしてこの岩は他の岩の上に絶妙な感じでそびえたっているのでしょう(笑)。
見た目:★★★★
課題:★★★
景色:★★★★★
CHIMNY ROCK – THE FLUE (5.8+)
コース途中にボルトなし。カムを使用し安全確保。
2ピン目を付けてトラバースしていくところが核心。上部はどちらのクラックを使用して登るか迷った。弟は下のクラックで登ったが、グレードは同じくらい。
見た目:★★
課題:★★★
景色:★★★
Echo Cover Rock – RML (5.8)
登れなかった課題です。1ピン目が遠く立ち上がるのが怖いです。落ちたらと考えると登れませんでした…
7月のジョシュアツリーはヨセミテ、ビショップよりも暑くクライミングは厳しいです。
クライミングをしている人も我々のほかは1組しか見ませんでした。
次はシーズンに行ってみたいです。
キャンプ記事はこちら