ロードバイクを購入した当初はロードレースに出場するなんて全く考えていなかった筆者も、部活でシマノ鈴鹿ロードのビギナーの部に出場してはまりました。
まずはロードレースとは何なのかの紹介です。
ロードレースとは
ロードレースとは「道路上で行う自転車レース」になります。ツールドフランス(世界3大自転車レースの一つ)などでよく見るロードレースのほかに、山を登るだけのヒルクライムレース等種類がいくつかあります。
ロードレースの種類
・ロードレース
・ヒルクライム
・クリテリウム
・エンデューロ
・タイムトライアル
・チームタイムトライアル
ロードレース
全選手が一斉にスタートして、フィニッシュ地点を通過した順位を競う競技です。ツールドフランスなどの200㎞走るレースなどがこのロードレースになります。
個人の順位を競うものになりますが、チーム一丸となってエースを勝たせるために動きます。この動きがロードレース観戦の醍醐味です。
ヒルクライム
登りのみのレースで非常に人気があります。プロレースではヒルクライムだけのレースはないのでアマチュア専用のレースです。
人気の理由は登りだけなので、落車する危険がロードレースに比べかなり少ないことが大きな理由です。趣味でレースに出て落車で仕事ができないなんてことは絶対に避けたいですよね。
人気レースの一つである富士山の5合目まで登るMt.富士ヒルクライムというレースは前日から自転車ショップが出店するサイクルエキスポなどレース以外でも楽しめます。
クリテリウム
短いコースを周回するレースです。平坦基調で構成されるコース設計が多く、巡行スピードは速くなることが多いです。
私は平坦が好きなので、クリテリウムにはよく出ていました。
エンデューロ
時間内にどれだけ長い距離を走ることができるかを競うレースです。
こちらはサーキットなどの大型コースで大人数で走ることが多いです。距離でなく時間なので速く走ってもゆっくり走っても同じ時間で終わります。レベル差がある仲間と走っても待つ必要がないのでおすすめです。
ちなみに先頭集団ではロードレース同様にフィニッシュ地点でスプリント争いになることが多いです。
(個人)タイムトライアル
決められた距離を一人で走ったタイムを競う協議です。タイムトライアル(TT)バイクを使うことが可能で、一人でも巡航速度を50㎞以上にすることも可能です。平坦だと40㎞後半で走行できれば順位争いに食い込めるかも!
一人で走るため落車に危険が少ないことも人気です。
チームタイムトライアル
決められた距離をチームで走ったタイムを競う協議です。個人タイムトライルよりも仲間と走ることで巡行速度が維持できます。順位はレースによって違いますが前から3人目の方の着順で競うなどです。走行中はチーム内で力がある人が長い時間先頭で走り、力がない人はなるべく前に出ないで空気抵抗を最小限に抑えるなどの調整が必要です。
チームだけで走るのでコミュニケーションがとりやすく好きです。ただ、絶対に遅れてはいけないという責任感があります。仲が良い人と出ましょう(笑)
ロードレース観戦のすすめ
ロードレースの観戦ならツールドフランスがおすすめです。
ツールドフランス
フランスで7月に開催されます。選手たちは3週間かけて雄大な野山を駆け巡り、マイヨ・ジョーヌ(1位が着用する黄色いジャージ)を競います。
Jsportsで観戦することができます。私も毎年この時期だけJsportsオンデマンドを契約して観戦しています。
プロのレースが見たいのであればジャパンカップがおすすめです。『自転車のまち宇都宮』で繰り広げられる“本物の”ロードレース!世界で活躍するプロ選手が日本で走る姿を見ることができます。 また、ツールドフランスで実際に走った選手たちが集結し、さいたま新都心周辺の特設コースで走るさいたまクリテリウムもおすすめです。
次回は実際に自分でロードレースに出場するにはどうすればよいのかを説明します。