ヨーロッパ周遊の最初の目的地は、フランスのフォンテーヌブロー(Fontainebleau)。
シャルル・ド・ゴール空港から車で約1時間半、広大な森林に無数のボルダーが点在する、世界最大級のボルダリングエリアです。
今回は、フォンテーヌブローのエリア情報と宿泊先についてまとめました。参考になれば幸いです。
次回は、実際に訪れた各エリアについて詳しく紹介します。

クライミングエリア
とにかく広いです。
下の画像の灰色の部分はすべてボルダリングエリア。すべてを回ろうと思ったら何日あっても足りません。駅から歩けるエリアもありますが、多くは車が必須です。

今回は人気エリア
・Cul de Chien
・Franchard
・Rocher Canon
の3エリアを巡ってきました。
一番のおすすめはCul de Chien。森林ではなく、広い砂地が特徴で、視界が開けており子供が遊びやすいです。
また、駐車場から歩いている途中にいくつも違うエリアに行くことができます。


便利なオンライントポ
フォンテーヌブロー専用のアプリ、ブラウザ
フォンテーヌブロー専用のアプリとブラウザ版のトポがあります。
- 課題のトポ情報
- エリア周辺の駐車場やマップ閲覧
- 人気エリアの情報
などが網羅されていてとても便利です。アプリ版だと現在地の表示や、ToDoリストの作成も可能。紙のトポと違ってGPSで現在地が確認できるのは本当に助かります。
ただし注意点として、森林エリアでは電波が届かないこともあります。
位置情報は使えますが、トポが読み込めないと厳しい場面もあるので、あらかじめスクリーンショットを取っておくと安心です。
(私が行った範囲では、少し移動すれば電波が回復する場所が多かったです)
どちらも無料で、会員登録などは不要。
課題数はなんと 18,000以上。事前に回るエリアを決めておけるのが本当にありがたい。アメリカやオーストラリアでは現地でトポを買ってから探していたので、かなり時間をロスしていました……。
アプリの画面
フォンテーヌブローのエリアをほぼすべて網羅。UIが直感的で使いやすいです。

クライミング中は現在地が分かるのですごい便利。色ごとにレベルが分かれています。色○をタップすると課題が表示される仕様です。

サーキットもできます。フォンテーヌブローはサーキットも有名。岩に数字が書かれているところも多いです。

やりたい課題は写真付きでトポが見れます。

TODOリストが便利。

宿泊
宿はAirbnbで、フォンテーヌブローの北にある ムラン(Melun) という街に滞在しました。
小さな町ですが、パリまで電車で30分ほどで行ける距離感。滞在中に日帰りでパリ観光もできました。
クライミングエリアへも、近い場所なら車で20分ほど。だいたいどのエリアも30〜40分以内には行けました。
宿は芝生の庭がきれいな一軒家で、バーベキューも可能。
赤ちゃん用のバスタブやベビーベッドなども用意されていて、子連れにもありがたかったです。




宿泊先情報はこちら(Airbnbサイト)
終わりに
今回は、フォンテーヌブローの全体的なエリア紹介と宿泊情報をまとめました。
小さい子どもがいると、クライミング漬けの生活とはいきませんが、なるべくエリアに近い場所に泊まることで、効率よく楽しむことができました。
今回のAirbnbは芝生が美しく、子どもが遊ぶことができて、家でも楽しくのんびりとした時間を過ごせました。
後編では、実際に訪れた各エリアの詳細をレポートしています。

それではまた。

