クライミングとは?

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クライミングとは?

クライミングの直訳は「のぼること」。

 クライミングの中で、岩を登るのが「ロッククライミング」。氷を登るのが「アイスクライミング」。木を登るのが「ツリークライミング」という様に何に登るのかで名称が変わってきます。

 一般的にはクライミングといえば岩を登るロッククライミングを想像するのではないでしょうか。私もロッククライミングをやっています。

ここではロッククライミングの紹介になります。ロッククライミングにもいろいろと種類があります。

クライミングの種類

まず、道具を使用するエイドクライミングと道具を使用しないフリークライミングがあります。

現在は、道具を使用しないで登るフリークライミングが主流です。フリークライミングといっても本当に何もなしで登るのではなく、シューズやチョーク(滑り止め)は使いますし、安全を確保する道具(ロープ、ハーネス、その他安全を確保する道具類)も使用します。

エイドクライミング
 登ることを一番の目的とし、その手段のためにハーケンやボルトなど岩に直接打ち込んで、自力で困難なところはあぶみ(梯子のようなもの)を使用したりして登るスタイルです。

フリークライミング
 道具を使用せず、自力で登るスタイル。安全確保のために道具は使用するが、それ自体に頼るわけではないのでフリーという。
 なぜフリークライミングが主流になったのかというとエイドクライミングでのボルトやハーケンの打ち込みは、景観の問題や環境保護の観点から問題とされていったようです。ちなみにフリークライミングの発祥はアメリカにある巨大花崗岩のヨセミテだそうです。

フリークライミングの種類

フリークライミングの中でも種類があり、ロープを使用するのが「ロープクライミング」、ロープを使用しないのが「ボルダリング」です。
あまりクライミング知らない方からするとクライミング=ボルダリングをイメージする方も多いのではないでしょうか。

ボルダリングはシューズとチョークさえあればできる、一番始めやすいクライミングです。
ロープクライミングにはあらかじめ上部で確保して登る「トップロープクライミング」、自分でカムなどのナチュラルプロテクションをセットしながら登る。または、あらかじめ打たれたボルトの支点にクイックドロー(ヌンチャク)を掛け、そのクイックドロー(ヌンチャク)にロープを掛けながら登る「リードクライミング」があります。少し変わり種になりますが、スピードを競うスピードクライミングというものもあります。

ボルダリング
・3m~5mほどの高さの岩をシューズとチョークのみで登る
・長くても3分くらいで登りきれるので、短時間・フルパワーで登る課題が多い
・一人で登る(気軽)
・外で登るときにはクラッシュパッド(クライミングマットも必要)

トップロープ
・課題の上部に確保をしてからロープを使用して登る
・最大30mほど(ジムだと15mほど)を登る
・安全を確保するビレイヤー(地上でロープを確保する人)とクライマーの2人で行う
・リードクライミングを始める前に練習で用いられることが多い
・難しい課題の練習で落ちると危険がある場合に使われることもある

リード
・自身で安全を確保しながら登る
・最大30mほど(ジムだと15mほど)を登る
・安全を確保するビレイヤー(地上でロープを確保する人)とクライマーの2人で行う
・トップロープよりも途中で安全を確保するため、難易度が上がる
・ロープクライミングの完登はリードクライミングで登ったことを指すことが多い

クライミングを始めてみよう!

 クライミングを始めるには、クライミングジムに行くのがおすすめです。
 ほとんどのジムでは初心者の方にルール説明から登り方まで丁寧に教えてくれます。初心者向けクライミング講習会など、ジムの使用料を払えば無料でスクールなども行っているところもあります。
 クライミングは登った時の達成感が病みつきになります。特にできなかった課題が登れた時は別格です。オリンピック種目にもなったクライミングを体験してみませんか。

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