リードクライミング 始め方

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 ボルダリングジムではリードの壁が併設されているところもあります。(リードの壁があるところはほぼボルダリング壁もあります。)登ったことがない方だと、リードは楽しそうだけど「敷居が高そう」、「ボルダリングで十分」と考えている方がたくさんいると思います。そんな方に朗報!ボルダリングとは違った新しいクライミングを楽しみましょう!という記事です。
 リードクライミングにはボルダリングとは違ったクライミングの楽しさを発見できます。最初にしっかりと準備すれば誰でもできます。ぜひこれからリードクライミングを初めて見たい方必見です。
 クライミングの種類についてはこちら

目次

リードクライミングとは

 2人1組でロープで安全を確保しながら登るクライミングスタイルです。クライマーとビレイヤーの2人が必要でクライマーは文字通り登る人。ビレイヤーはクライマーの安全を確保する人です。リードクライミングで一番ハードルが高いのは一緒に登ってくれる人を見つけることですかね。簡単な課題から難しい課題まであり、自分のレベルに合わせて課題を登ります。
 最大30mほどの岩(壁)を登ります。

瑞牆山のモツランド(レイザーズエッジ)

必要な装備

 リードクライミングにはボルダリングよりいくつかの装備が必要になります

 ・クライミングシューズ
 ・チョーク(バック)
 ・ハーネス:装着方法はこちら
 ・ロープ
 ・ビレイ器(ATC)
 ・ビレイ用カラビナ(1個)
 ・ヌンチャク×15個ほど(ジムではなくても大丈夫です)
 ・ビレイグローブ(必要な方) 
 ・ヘルメット(外岩で着用推奨)

準備

①クライマー、ビレイヤーともにハーネスを付ける

②ロープが絡まっていないか確認

クライマー
 ハーネスにエイトノットでロープを結ぶ
 準備完了

③’ビレイヤー
 ビレイ器、ビレイ用カラビナをハーネスにセット

④’ビレイ器にロープをセット
 準備完了

登り方

①ルートの確認、オブザベーションを行います。

②自身、ビレイヤーの装備が問題ないことを確認し、「登ります」と合図して登る

③【外岩のみ】ボルトにクイックドローをセット

②支点にあるカラビナにロープをかける(外岩ではボルトにカラビナをセットし、ロープをかける
 ※逆クリップにならないように注意

③終了点にロープをかけ、「張ってください」と合図
④ロープが張られたのを確認後、「下ろしてください」と合図し下ろしてもらう

POINT
・ロープが緩かったり、張り気味の時はビレイヤーに伝え調整してもらう
・最初の1ピン目、2ピン目は落ちないように気を付ける
・ボルトにはいろいろ種類があります。こちらについては後日記事を作成します。

ビレイ方法

①自身、クライマーの装備が問題ないことを確認
②クライマーが登るのに合わせてロープを出したり引いたりする
③クライマーが登り終え、合図を聞いてロープを張る、クライマーを下ろす作業をおこなう

POINT
・クライマーが落ちそうなときはロープを張り気味にしておく
・ビレイはなるべく壁の近くで行う

 リードクライミングのやり方はこんな感じです。始めるにあたってはクライミングジムなどで行っている講習を受けましょう。ロープのゆるみや、立ち位置等記事で書ききれないことがたくさんあります。
 こちらは補足や思い出すために呼んでもらえればと思います。

 クライミングジムの方が安全(クリップ位置が近い、破損の恐れがない)のため、慣れてくるまではジムから練習するのが良いでしょう。
enjoy climbing!

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