大学4年の時、就職活動を終えて大学が最後の期になるとすべての単位を取り終えていた私は2カ月ほどオーストラリアに行きました。通っていた大学は卒論がマストでなかったので良かったです。なぜオーストラリアかというと南半球のため、日本とは季節が逆で自転車が走りやすいと思ったからです。
道路事情
日本とおなじ左側走行のため、走り出しに不安はありませんでした。また、今回は自分の愛車FUJI SSTを持って行ったため、すぐに走り出せました。ほとんどの時間をシドニーで過ごしましたが、市外、郊外ともとても走りやすく、自転車に優しい国でした。
ただ、たまに道路に大きな穴があったり、日本の道路に比べるとメンテナンスは劣ります。あとは一般道でも速度制限が100kmとかざらにあります。道路が広いところは大丈夫なのですが、砂漠などは本当に1直線の走行車線1車線などですので安全に走りたいですね。
道路事情とは少し異なりますが、自動販売機はほぼありませんしコンビニなどで補給することも難しいです。走るルート内の店もしっかりと見たほうが良いですね。
自転車天国
電車
輪行せずに持ち込めます。ばらす必要もないので改札を押して通って、電車内ではスタンドがあります。降りてすぐに乗車できるのでとても重宝しました。日曜日は確か2ドルで乗り放題でしたので、よく遠出しました。ロードバイクももちろんですがマウンテンバイクもよく見ました。
フェリー
海に面しているシドニーではフェリーがたくさんあります。島への移動はフェリーをよく使うのですがなんとフェリーにも気軽に持ち込めます。
フェリーといっても電車と同じように改札を通って乗るだけなので面倒な予約などはありません。乗車時間も30分など短いので電車と同じ感覚で使用できます。日本でいうsuicaがオーストラリアにもあり、電車とフェリー共通でした
車
オーストラリアは自転車も車と同様に車線を走りますが左側を走る必要はありません。道路の真ん中(2車線なら左側の道路)を走行できます。車も無理に追い越そうとせず、自転車とおなじ速度で走ります。ただ、実際は2車線ないところだと左側を走り、車が追い越してくれるようにしますね。
優しい人も多く、私はサイクリング中に車からアイスを渡されました。また、パンク修理を道端でしていると、何台か車を停めて声をかけてくれました。ピックアップトラックの方も多いので自転車ショップまで運んであげるよ~とか優しかったです。
自転車ショップ
ニーにはたくさんの自転車ショップがありました。google mapで検索するとすぐに見つけることができます。ショップ内は日本とあまり変わらないですが、サイクルウェアはオーストラリア特有のカンガルーなどのお土産にぴったりのサイクルウェアがありました。
お気に入りで今でも着ています。
インドアトレーニング
シドニーで自転車ショップを探していて目についたのが自転車のインドアトレーニングジムが多かったことです。現在はZWIFT等があり室内トレーニングが簡単になりましたが、2015年当時は固定ローラーや3本ローラーが主流で「インドアトレーニングをする人は我慢強い人」見たいな印象でした。私も固定ローラーや3本ローラーをたまにやりましたが絶対に続く気がしませんでした。
ぜひ体験してみたいと思い【ATHLETE LAB】というジムに行き2カ月間のプランに申し込みました。朝活が流行っており、7時くらいから店は開いており、仕事前に来る人が多いそうです。トレーニング内容はコーチがどんなトレーニングをしたいのか等のヒアリングがあり、今日はこれをやりましょうという感じで決まります。トレーニングのほかにレースもありますが現在のZWIFTのようなバーチャルではなく、漕いだ距離で決まるみたいでした(笑)。
このインドアトレーニングジムのおすすめポイント
・コーチがいて漕いでいるとこに励ましてくれ
・一緒にトレーニングをしている方がそばにいる
・プロの自転車レースの映像が大画面で流れている
・シャワー施設やストレッチをする場所があり快適
コーチはとても親切で、自分のロードバイクをジムに行ったときにヘッド周りの調子が悪く、トレーニング中に直してくれたりもしました。
2022年現在、googleで検索すると閉業しておりました。やはり、ZWIFTの影響が大きかったのでしょうか。
HPはありましたので、参考です。
https://athlete-lab.com/
オーストラリアは日本より自転車に寛容でとても走りやすい環境がそろっています。オーストラリアでサイクリングはいかが?