子連れヨーロッパ周遊旅行まとめ(2025年5月〜6月)

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2025年5月末から約1カ月、家族6人でヨーロッパを周遊してきました。

メンバー

  • 大人4人(私・妻・私の両親)
  • 子ども2人(2歳8カ月の長男、生後6カ月の長女)

訪れたのは、フランス・イタリア・フィンランド・エストニアの4カ国。
飛行機とレンタカーを使って移動しながら、自然や街歩き、クライミング、テーマパークなどを楽しむ旅です。

本記事では、旅行の全体スケジュールや宿泊スタイル、訪問地、費用などをまとめています。

今後、訪問地ごとの詳細記事もアップしていく予定です!

目次

日程

フランス(5/27〜6/2)

日数日付滞在都市宿泊地行動内容
day15月27日東京→パリシャルルドゴール空港周辺羽田空港→シャルルドゴール空港
day25月28日パリ→フォンテーヌブロー(ムラン)フォンテーヌブローレンタカーでムランへ
day35月29日フォンテーヌブローフォンテーヌブローでクライミング
day45月30日フォンテーヌブロー⇔パリフォンテーヌブロー電車でパリ観光へ
day55月31日フォンテーヌブローフォンテーヌブローでクライミング
day66月1日フォンテーヌブロー⇔ディズニーランドフォンテーヌブローディズニーランドへ
day76月2日シャルルドゴール空港周辺レンタカーを返して空港付近のホテルへ

イタリア(6/3〜6/9)

日数日付滞在都市宿泊地行動内容
day86月3日パリ→ベネチア→ドロミテドロミティシャルルドゴール空港→マルコポーロ国際空港
→レンタカーを借りてドロミテへ
day96月4日ドロミティSecedaハイキング
day106月5日ドロミティ公園&ショッピング
day116月6日ドロミティカレッツア湖でハイキング
day126月7日アルコヘアルコレンタカーでアルコへ。クライミングも堪能
day136月8日アルコ旧市街を散策+ガルダ湖でリラックス
day146月9日アルコ公園+ガルダ湖でリラックス

フィンランド※エストニア含む(6/10〜6/19)

日数日付滞在都市宿泊地行動内容
day156月10日ベネチア→ヘルシンキヘルシンキレンタカーを返却
マルコポーロ国際空港→ヘルシンキへ
day166月11日ヘルシンキヘルシンキ散策
day176月12日ヘルシンキヘルシンキ散策
day186月13日ヘルシンキ→ハメーンリンナハメーンリンナレンタカーを借りてハメーンリンナへ
day196月14日ハメーンリンナ⇔タンペレハメーンリンナタンペレへ日帰り観光
day206月15日ハメーンリンナロッジでゆっくり
day216月16日ハメーンリンナ⇔ムーミンワールドハメーンリンナムーミンワールドへ
day226月17日ハメーンリンナ→ヘルシンキヘルシンキレンタカーを返却
day236月18日ヘルシンキ日帰りエストニア旅行へ
day246月19日機内泊ヘルシンキ→羽田空港へ

訪問地

基本的には国をまたぐ移動は飛行機。国ごとにレンタカーを借りて移動していました。
一日の車での移動時間は長くても3時間ほどと決めて日程を作成していました。

フォンテーヌブロー(フランス)|世界最大級のボルダリングの聖地

パリから車で約1時間半の場所にあるフォンテーヌブロー。広大な森林の中に無数のボルダーが点在する、世界最大級のボルダリングエリアです。

有名エリアの駐車場にはクライマーが集まり、マットを背負ったファミリーや若者の姿が多く見られました。子連れも多く、ピクニックと合わせて楽しんでいました。我が家も砂遊び道具を持って森の中でゆったりと過ごしました。

課題数は2万以上。専用の無料アプリがあり、課題を探しやすく、GPS付きの地図機能もあってとても便利。

宿泊は近隣のムランという町で、落ち着いた雰囲気の中ゆっくり過ごせました。

パリ(フランス)|観光&トラブル

パリでは凱旋門、エッフェル塔、ルーブル美術館(外観のみ)などの有名スポットを巡りました。街のスケール感には驚きましたが、私的には歴史的建造物にあまり興味がないので、感動は少なめでした。

感動したのはシャンゼリゼ通り。ツールドフランスの最終日コースによく設定されます。実際の石畳を見て感慨深かったです。自転車で走りたくないほどの凸凹でした(笑)。

地下鉄ではスリに2回も遭遇(1回は未遂)し、父が財布を盗まれる被害に。子連れで地下鉄を使うのは絶対におすすめしません。パリは怖くなりました。

ディズニーランド・パリ|食事に驚き

パーク自体はコンパクトとの事前情報から、あまり期待していなかったディズニーランド・パリでしたが、実際はかなり楽しめました。パリのディズニーは「ディズニーランド・パーク」「ウォルト・ディズニー・スタジオ」の2つのパークが隣接していて、1日で両方まわることも可能です。せっかくならと2つのパークを行ってきました。

中でもウォルト・ディズニー・スタジオにあるレミーのレストランエリアは食事が非常に美味しく、良い意味で驚かされました。ワインやおつまみ類が販売されているのもパリらしい感じがしてgood。

ドロミテ(イタリア)|山脈の絶景に感動

イタリア北東部に広がるドロミテ山脈は、石灰岩のギザギザとした峰々が連なる雄大な景色が魅力。今回はそんな風景を望めるAirbnb宿に滞在しました。

ロープウェイで山頂に行ったり、クライミングを楽しんだり。風化しやすい岩質のためボルダリング中に岩が崩れる場面もありました。

静かで、岩を眺めているだけで落ち着きます。

宿泊先の部屋からの眺めです

アルコ(イタリア)|湖と岩のリゾート

アルコはイタリア北部にあるクライミングの聖地。
リードクライミングのメッカで子連れでも安心して遊べるクライミングエリアが多く、ファミリーがたくさんいました。
また、始めてディープウォーターソロ(DWS)にも挑戦しました。

訪れてみて驚いたのは、そのリゾート感でした。近くに広がるガルダ湖では泳いだり、日光浴を楽しんだり、地元の人たちがのんびり過ごしていました。
湖で泳いだりジェラートを食べたり、家族みんなで楽しめました。欧米人ばかりで、日本人を見かけることはほとんどなく、海外旅行らしさを一番感じた場所でもあります。

クライミングをやらない人でも、絶対好きになる場所だと思います。

ヘルシンキ(フィンランド)|住みやすい街

北欧らしいデザインと自然が共存するヘルシンキ。街は整備されていてきれい。公園も多く、子連れでも過ごしやすさを感じました。公共交通も便利で、暮らしやすい街だと感じました。

妻は念願だった北欧カフェ・雑貨巡りを満喫。私は子供たちと宿でゆったりしたり、ときどき一緒に外出したり、のんびり過ごしました。

クライミングジムでは、27mのリード壁があるフィンランド最大級の施設に行きました。その設備の充実ぶりに驚かされました。

サーモンスープが絶品

ハメーンリンナ(フィンランド)|サウナと湖のある暮らし

ヘルシンキから車で行ける距離にあるハメーンリンナ。湖畔のコテージをAirbnbで借りて、4泊のんびり過ごしました。

薪ストーブのサウナは自分たちで火を起こす本格派。サウナ後は目の前の湖にドボンと飛び込み、ロンケロを飲みながら夕日を見る…。まさに「整う」毎日でした。

子供たちも自然の中で遊び回り、大人もリラックスできる最高の時間でした。今まで借りたairbnbの中で最高の宿でした。

ムーミンワールド(フィンランド)|自然と共存したテーマパーク

本場フィンランドのムーミンワールドは、小さな島全体がテーマパークになっていています。日本のムーミンパークと似ていますが、もっと自然の中にあるという印象。その分坂道などは多いです。

対象年齢も少し低めかなという印象で、小学校低学年くらいまでの子供にピッタリだと思います。家族でお弁当を持ってピクニックをしたり、のんびり楽しんでいるような感じでした。

タリン(エストニア)|中世の街並みへ日帰り旅

ヘルシンキからフェリーで2時間、エストニアの首都タリンへ日帰りで訪れました。城壁に囲まれた旧市街は中世の雰囲気が色濃く残っており、石畳の街を散策するだけでワクワクします。

道はすべて石畳なのでベビーカーでの移動は大変でしたが、かわいらしい雑貨店やカフェも多く、楽しめました。アルコールがフィンランドに比べて安く、ついつい朝から飲んでしまいました。

宿泊先

今回の旅では、ほとんどの宿泊をAirbnbで手配しました。海外旅行では我が家は大体Airbnbで予約しています。
理由は、Airbnbではマンションの一室や一軒家をまるごと借りられることが多く、調理器具や洗濯機・乾燥機などがそろっていて、現地で“暮らすように”過ごせるからです。

特に子連れ旅では、ホテルより家の方が広いので、子どもが自由に遊べる環境があり、お互いにストレスが少ないです。
今回は大人4人、子ども2人の6人旅だったので、ホテルだと部屋が分かれてしまいますが、Airbnbなら1軒でまとまって滞在でき、コスパも良かったです。

寝室は基本的に両親と我が家で分け、さらに大きい宿では妻と娘、私と息子で部屋を分けることも。家族の生活リズムを崩さずに過ごせたのも良かったです。

食事

滞在中の食事は、なるべく自炊をしていました。宿にキッチンが付いていることが多かったので、スーパーで食材を調達して簡単に料理したり、お惣菜を並べたりして家でのんびり食べていました。

現地のスーパーに行くのは、旅の楽しみのひとつ。土地によって並ぶ食材が違い、見ているだけでも面白いです。イタリアやフランスではハムやチーズ、ワインがとても安く、味も抜群。特にイタリアの生ハムの量り売りはおすすめです。

子どもが小さいと、家で食べられるのは本当に楽です。ほとんど買ってきたものを並べるだけでしたが、大満足でした。

費用感

正直、合計金額を出すのは少し怖かったのですが(笑)、大まかに分類すると以下の通りでした。

飛行機代|1,382,800円
大人4人+子供2人の計6人分、4フライトの合計です。

羽田→パリ
パリ→ヴェネチア
ヴェネツィア→ヘルシンキ
ヘルシンキ→ 東京

宿泊費|1,118,940円
1泊あたり約5万円を目安に抑えました。Airbnbでは6人全員で1つの物件に泊まれますが、ホテルだと2室必要になるので、コスト的にもAirbnbが便利でした。

内訳
airbnb:974,096円(19泊/1泊あたり約51,268円)
ホテル:144,844円(4泊/1泊あたり約51,711円)

レンタカー代|387,500円

ヨーロッパのレンタカーは他の地域に比べて高額です。特に大きめの車は台数が少なく、予約が難しい印象でした。
オーストラリアやアメリカに比べると3~4倍くらいです。ガソリン代は日本の倍でした。

総額(主な項目のみ)
2,889,240円

ここに加えて、食費・交通費・テーマパークの入場料などの費用がかかっています。

終わりに

ヨーロッパは期間が長すぎて、とりあえず全体的な記事を書いてみました。
今後は、訪れた場所ごとにもう少し詳しく、子連れでの体験やおすすめスポットなどを記録していく予定です。

更新はゆっくりになるかもしれませんが、よければ見に来てください!

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