2024年アメリカ旅行の最後はジョシュアツリーに1泊2日の旅。 ジョシュアツリーも私が大好きな場所で、一面に広がる砂漠とジョシュアツリー(植物)の景色と、積みあがったような奇妙な岩が特徴的です。 観光はもちろん、クライミングが存分に楽しめる場所でもあります。
アナハイムからは車で約2時間30分、ロサンゼルス空港からは約3時間ほどとアクセスも良い場所です。
Joshua Tree National Park(ジョシュアツリー国立公園)
ジョシュアツリー国立公園は、アメリカ・カリフォルニア州南部に広がる広大な自然保護区で、モハーヴェ砂漠とコロラド砂漠の交差点に位置しています。特徴的なジョシュアツリー(ユッカ属の植物)の森や、ユニークな岩山が点在するこの公園は、アウトドア愛好家や自然写真家にとっての楽園です。星空観測スポットとしても有名で、夜には満天の星が広がります。ハイキングやロッククライミング、キャンプなど、さまざまなアクティビティが楽しめる場所です。
公園への入場料は、車両1台あたり30ドル(7日間有効)、バイクは25ドル、徒歩や自転車では15ドルとなっています。入退場はいつでも可能なので、2日目は早朝にクライミングを楽しむことができました。
公園内には多数のキャンプ場があり、自然を満喫しながら滞在することもできます。
クライミング
ジョシュアツリーは、リードクライミングやボルダリングの課題が豊富に揃っており、初心者から上級者まで楽しめる場所です。
前回はリードクライミングをしたので、今回はボルダリング。
ビジターセンターやお土産ショップを巡り、ボルダリング用のトポ(課題集)を購入。今回手に入れたトポは写真付きで、484ページもある充実した内容。アプローチや課題が非常にわかりやすく、おすすめです。前回購入したリードクライミングのトポは情報が少なく、課題を探すのに苦労しました。
ボルダリングのトポはもっと安くて薄い本もあり、店によって品ぞろえが異なりました。今回のトポはあんまり店で見かけませんでした。購入した店はこちらです。
トライした課題
PLANET X (V6★★★★★課題)
傾斜がある課題で、カチホールドが続き、最後に飛ぶ動きが求められる課題。
得意分野であり、ぜひ登りたかったのですが、完登できず、敗退。
この課題をクリアするために、もう一度必ず訪れたいと思っています。
Wormhole (V0★★)
PLANET Xと同じ岩にあるクラック課題。高度感があり、V0とされていますが、体感ではもう少し難しく感じました。
登るのは問題なかったものの、降りる際に高い場所から別の岩に飛び移る必要があり、降りる方が大変でした。
ハイキング
ジョシュアツリー国立公園内には、多くのトレイルコースがあります。私は”AllTrails”というサイトを利用していますが、このサイトでは世界中のトレイル情報を確認できるため、とても便利です。
ジョシュアツリー内の景色は比較的一定しているため、短時間のトレイルでも満足できると思います。
Cap Rock Nature Trail
距離:0.8 km
獲得標高:28 m
タイプ:周回
all trailでコースが見れます。
https://www.alltrails.com/explore/trail/us/montana/cap-rock-trail
道が整備されていて、軽く舗装されています。15分くらいの軽いトレイルでしたが、気温も高くちょうどよかった。
駐車場近くでボルダリングをしている人たちがいたので、シューズを持って行って登らせてもらいました。
宿泊
ジョシュアツリー国立公園内でのキャンプは低価格でおすすめですが、小さなお子様連れの場合には難しいかもしれません。そのため、今回はAirbnbを利用しました。
公園周辺にはおしゃれで広々とした家のレンタルが豊富にあります。選択肢も多く、料金も他の観光地に比べて比較的リーズナブルです。プール付きやジャグジー付き、焚火台付き、バーベキューコンロ付きなど、さまざまなオプションが揃っており、家族旅行やグループ旅行にも最適です。
安価なものも多いため、ファミリーだけでなく一人旅やカップルにも利用しやすいでしょう。
下の写真は今回泊った宿。1泊4万円ほどでジャグジー付きでした。
終わりに
前回は7月上旬に訪れたのですが、暑すぎて日中はほとんど何もできませんでした。今回はゴールデンウィーク期間に訪問したため、比較的日中も動きやすい環境でした。それでもカリフォルニアに比べて日差しが強く、暑さを感じる場面が多かったです。
公園内では野うさぎを見かけ、子供が一番に発見したことに驚きました。子供の成長を感じられる旅でもありました。
次回は今回果たせなかった課題への挑戦と、子供も一緒にクライミングが楽しめるようになっていたら嬉しいです。
以上、2024年のゴールデンウィークのアメリカ旅行の記録でした。それではまた。