ロードレースに出てみよう

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 初めてロードレースに出場する方向けにエントリーから大会当日までの流れを紹介していきます。
 ロードレースにはいくつか種目があるので、詳しく知りたい方は【ロードレースとは】を参照ください。

目次

大会にエントリー

 ロードレースに出場するには必ず事前にエントリーをする必要があります。エントリーサイトは主に2種類あります。

 スポーツエントリー
 https://www.sportsentry.ne.jp/
 こちらのサイトではサイクルロードレースがたくさん掲載されており、有名なシマノ鈴鹿ロードレースニセコクラシックツール・ド・おきなわにエントリーができます。ロードレース掲載数は一番です。

 RUNNET
 https://runnet.jp/
 サイクルロードレースの数自体は少ないですが、富士スバルラインを登るMt.富士ヒルクライムや富士スピードウェイで開催される富士チャレンジなどのレースはこちらからエントリーができます。
 ちなみにマラソン掲載数は日本一です。

 出場したい大会を見つけてエントリーができるエントリーサイトに登録する必要があります。はじめはビギナーレースに参加しましょう。他の種目に比べてみんなでゆっくり走る時間(ローリングスタート)が長いです。

事前準備(持ち物)

自転車レースは持ち物がたくさんあります。必須と合った方が良いもののご紹介です。

必須
・自転車
 大会によって規定がありますがロードレースであればロードバイクを用意しましょう。落車したときに突き刺さる危険がある、スタンドやTTバーは禁止なことが多いです。事前に大会からの案内を確認しましょう。
ヘルメット
 着用必須です。レザー、布製は禁止されていることが多いです。
手袋
 落車したときに手を保護する観点から着用必須です。

あった方が良いもの
ボトルケージ、ボトル
 自転車にボトルを付けておきましょう。走りながら給水ができるように練習しておきましょう。
 スポーツドリンクがおすすめです。
サイクルシューズ
 自転車のペダルとシューズをくっつけることにより、ペダリングの効率が上がります。慣れが必要ですが、速く走るようになるには必須の装備です。
サイクルウエア
 ぴちぴちのウエアです。はじめはサイクルウエアを着て走るのが恥ずかしかったですが、1回来てみると通常の服に比べて空気抵抗を抑えられます。効果が実感できます。
サイクルコンピュータ
 時速、距離、時間が分かるほかに心拍系数が分かるものや地図が表示できるものがあります。走行に必須ではないですが、レース中に何㎞走ったのかすぐに確認できるので予算に余裕があれば用意しましょう。
サングラス
 必須と迷いましたが、なくてもレースは出られるのであった方が良いものに入れました。走行中は風圧を受けるので目を保護しましょう。虫やごみなどからも目を守れます。目を一瞬つぶった瞬間に追突してしまうなども考えられます。
補給食
 長いレースであれば補給食を用意して途中で食べましょう。1時間以内のレースであればいらないでしょう。

事前準備(練習)

・集団走行
 3~4人でも良いので一度集団走行の練習をしておきましょう
・手信号
 止まれ、スピードダウン、右、左、機材トラブルなどの手信号があります。レース中に使われることもありますのでしっかり勉強しておきましょう。レース中に手信号は必須ではありません。まずは自分の安全を確認して余裕があれば後ろの人に伝えましょう。
 急な時は大声を出して「落車ー」、「みぎー」「パンクー」など指示を出します。
・安定した走行
 前を見て走行ができるようにしておきましょう。

レース当日(受付・試走)

 事前準備の持ち物をもって会場に向かいます。ほとんどの場合試走時間がとってありますので、これからどんなコースを走るのか必ず試走しましょう。日によって路面状況が変わりますので必ず行いましょう。

 イベントによって受付があるときとないときがありますのでしっかりと確認しておきましょう。
 ゼッケン、計測チップ、ヘルメットシールが事前に送られてきていれば受付なし。送られてきていなければ当日に受付で受け取ることが多いです。
  ゼッケンは背中、計測チップはフロントフォークに取り付けます。計測チップは足首に巻くタイプもあります。

 30分くらい前から整列が始まりますので、30分前には上記準備をすべて終えて整列しましょう。上位を狙う選手は先頭の方に整列するので、最初のレースであれば真ん中から後ろに並ぶ方が良いでしょう。

レース中

レース中は下記に注意して走りましょう
・前を見て走行する
・蛇行しない
・カーブするときは走行ラインをキープしましょう
・急ブレーキ、急カーブは避けましょう

 始めは怖いと思いますがせっかくのレースですから、ぜひ上記を注意して集団走行をしてみましょう。普段得られない集団ならではの空気抵抗がとても小さく感じられます。
ここで注意してほしいのが、自分の力にあった集団を見つけることが大事です。また、集団内で気持ちよく走るために、みんなで先頭交代をしながら走りましょう。
集団内と先頭の空気抵抗の差はものすごいです。ロードレースを観戦するときもこの体験があるとさらに面白く感じられると思います。
 私の失敗談として、集団内で走行して遅いと感じ飛び出したことがあります。飛び出してすぐに空気抵抗がすごく集団内に戻りました。何がしたかったのと思われたと思います(笑)

レース後

 計測チップは必ず返却しましょう。使用されているチップはかなり高額なため、万が一持って帰ってしまった場合、事務局に送り返す必要があります。忘れないようしっかりと確認しましょう。
 上位に入賞したら表彰式がありますが、なければ解散となります。レース後は非常に疲れていますので気を付けて帰りましょう。温泉などでゆっくり休んで帰るのも良いですね。

大人数の集団で走るロードレースは普段感じられない、素晴らしい体験であることは間違いないです。上位を狙わなくても自分で目標をもって走る(順位が真ん中より上など)とさらに良いと思います。
良い自転車ライフを送りましょう!

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