鈴鹿サーキットをロードバイクで走ることができるロードレースの祭典「シマノ鈴鹿ロードレース」に参加しました。
大学時代は毎年夏の恒例行事として毎年参加していて、今回は5年ぶりくらい?夏休みの家族旅行も兼ねて久々にレースを楽しんできました。
移動
鈴鹿サーキットまで自宅から車で休憩なしで5時間ほど。
今回は0歳児と嫁の3人でジムニーで行きました。積載量の少ないジムニーでもサイクルキャリアを使えば自転車2台と3泊4日分の荷物を持っていくことができました。
荷物は自転車用品を入れた大きなリュック1つ。子供のおもちゃやおむつ用に登山リュック1つ。大きなスーツケース1つ。ベビーカー1台です。
サイクルキャリアはYAKIMA製のものを使っていますが、ジムニーだと後輪がどうしてもはみ出してしまうので後輪を外してルーフキャリアに載せています。
サイクルキャリアについては別記事にまとめているので下記リンクを貼っておきます。
一番心配だったのが片道5時間の移動で、子供がおとなしくチャイルドシートに座っていられるか。
対策として新たにiPadが取り付けられるホルダーを購入し、ぐずったら動画を見せる作戦。
取り付けホルダーはアマゾンで購入。問題なく取り付けはできますが、ジムニーだと後部座席との席が近く子供が触れてしまいます。助手席を前に出したり、iPadの位置を調整して何とか触れないくらいにはできます。
購入した商品はこちら。
子供の朝寝の時間に合わせて出発し、基本は寝ている時間に移動。
2時間おきの休憩で大きくぐずることはありませんでした。
休憩はサービスエリアでとり、子供用スペースで少しでも疲れるように遊ばせました。(笑)
全部で休憩は3回とり、移動時間は9時間ほどでしたが休憩の時間を長くとったおかげか移動の疲れはありませんでした。
準備など
トレーニング
レースの数週間前までは自転車にほぼ乗っておらず、一緒に出る仲間が練習しているのを見て慌ててトレーニング開始。
久しぶりだしゆっくり走ろうと思っていたのですが、チームTTも出るのでそうもいかず。
トレーニングは子供の世話やクライミングにかける時間があるため、長時間取ることはできません。トレーニングは仕事から帰ってきてZwift、たまに朝早く起きて実走と平日コンスタントに。6週間で600㎞ほどとあまり乗れていはいないですが、結構詰め込んでできたかな。
Zwiftはトレーニング効率は外のライドに比べて格段に高いですね。
鈴鹿でチームTTを走るメンバーで週に1度、平日の夜に時間を合わせてZwiftでワークアウトや時間走などを実施。line通話をしながらのZwiftトレーニングは実走まではいかないまでも楽しいです。脚力にそこまで差がないので時間走で追い込むとかなりきつい。
一人で乗るときはもっぱらワークアウトをしていました。高低差が少ない鈴鹿はFTPを上げることを重視していました。
前日
イベント当日は試走開始が6時15分からと早く、鈴鹿サーキットから近いドーミーイン津で前泊。費用を抑えるためにセミダブル1台の部屋にしました。(trip.comのポイントで泊まれた)子供はキャンプ用のマットを持って行ったので床に寝かせていましたが、途中何度も起きてしまいベットにあげたり、おろしたり。セミダブルで親子3人はなかなかきつい。翌日は寝不足。
ベビーベットがあるホテルにすればよかった。
レース当日
当日は宿泊していたドーミーイン津を5時に出発。コンビニで朝食・昼食を購入し鈴鹿サーキットへ。
一般の駐車場(1日1,000円)に到着したのは5時30分くらい。私は自転車2台にチャリ用品。妻はベビーカーと子供の日用品という大荷物だったので歩いて会場へ。会場までは30分ほどかかりへとへとに。
サーキット内に事前予約制の4,000円の駐車場があるので予約すればよかったかもと思いましたが、差額3,000円は悩むところ。2日間4,000円なので、土日どちらも行く人は予約してもいいかもしれません。
会場に到着後はまずは受付。
受付は意外と空いていて並ばずにゼッケンや計測タグを受け取れました。チーム種目を申し込んだのでチーム全員のゼッケンを渡されました。(個人種目は個々で申し込みをしていたのでびっくり。)
今回は2種目にエントリー
・1時間サイクルマラソン
・チームTT
・体験レース(嫁が参加)
レースの他にチームオフィスを借りました。
チームオフィスはエアコン、冷蔵庫、水道、机、椅子などがあり快適でした。(Aパドック)料金は1日で19,000円と高いですが、1室の料金なので一緒に行く人が多ければ安くなります。部屋によってはトイレ付もあります。
エアコンが快適なので観戦者もいる我々にはとても助かります。
チームオフィスは人気なので、予約開始と同時に申し込みましたがすぐに売り切れになってしまうので必要な方は販売開始と同時に予約しましょう。
レースの時以外はほぼチームオフィスで涼んでいました。
試走も済ませてレースへ。
1時間サイクルマラソン
レースは約5年ぶりで、目標は先頭集団についていくこと。
このレースは過去3位に入ったこともあるのですが、全く練習出来ていなかったので初っ端に先頭集団にいられるかすら怪しい状況。
整列開始時間して割と早めに並びに行ったので、前のほうでスタートできました。そのためスタート直後は先頭集団にスムーズに入ることができました。(とりあえず最初の目的はクリア。)
スタート直後はスピードが安定せず、足を使う場面も多かったですが15分ほどで落ち着いたと思います。これなら最後まで行けるかなと思っていました。しかし30分経ったときにまだ半分もあるのかと思ったら気力がなくなり集団から脱落。
昔に比べ耐える力が圧倒的に衰えたと思います。耐える力はどうしたら養えるのでしょうか。(ワークアウトでも途中でやめてしまうことが多々。)
その後は15分ほど一人で走り、大き目の集団に抜かされたところでJOIN。そのまま最後まで走って終了。
久々に集団の中で走りましたが、集団の走行音に懐かしくなったり集団ならではの空気抵抗の軽減は楽しい反面、落車したらどうしようという負の感情も出ていました。もし前方で落車が起きたらと思うと怖いですよね。前のほうに位置取りする体力がないのも原因ですが、万が一のケガを考えるとメインの打ち上げが楽しめないですもんね。
チームTT
大学の同級生4人で出場。
気が知れた4人で鈴鹿サーキットを走行できるのは本当に楽しかったです。落車の心配なく自分たちの力で漕げるのが良いですね。自分たちで展開を作れるのが楽しいです。
コースはフルコース(5km)を2周。
1時間サイクルマラソンから3時間以上空いてチームTTでした。
スタート前は完全に回復したと思っていたのですが、走り出してからすぐに足が重い。1週目の半分くらいから限界が来てしまいました(笑)。
スピードを調整してもらいながら完走。結果はJCF未登録の部門で26位/99チーム(平均速度は37.7km)
結果を見るともっと頑張れたかなと思いました。「次回はチームTTだけに参加しようかな」とか「TTバイクで走ってみたい」と再挑戦したい気持ちが出てきてしまいました。
チームTTはチームメンバーと協力が必要不可欠なので事前練習を練習を一緒にやったり、作戦を建てたり、レースが始まる前から楽しかったです。
体験レース
嫁は初めて自転車イベント。体験レースに出場しました。
体験レースは車種の規定がないため、fujiのクロスバイクで参加。いい自転車ですが車体が重く早く走れません。
妊娠してから自転車は乗っていなかったので、自転車に乗ること自体が1年以上ぶりでした。レースは頑張ったみたいで心拍が180以上記録されていました。あまり追い込む運動をしたことがない嫁で今回の心拍数に達したのがはじめてです。
体験レースもほとんどの人がロードバイクでした。まあ鈴鹿サーキットに走りに来る時点で普段乗っている人ばかりですよね。
ほぼ一人で走っていたそうですが、サーキット走行は楽しかったそうでよかったです。
レース後
メインはレース後の打ち上げ。
鈴鹿サーキットの近くは宿があまりなく、どこかに移動しようと決めていました。
チームTTが14時30分ごろには終わったので、伊勢のほうへ移動。予約した伊勢志摩の愉快リゾートへ。
バイキング+飲み放題にしてパーッと打ち上げをしました。
ローストビーフがおいしかったのと地ビールも飲み放題。セルフでビール瓶ごと席に持ってきてたくさん飲みました。プレミアムモルツもスーパードライも瓶で飲み放題。
翌日はもう1泊伊勢神宮で参拝して、牡蠣小屋で牡蠣を食べました。
伊勢神宮は涼しい早朝のうちにと思い7時前くらいに行きました。すでに参拝客が多く来ていましたがギリギリ一番近い駐車場に駐車できました。
おかげ横丁の店は早朝のためほとんどしまっていましたが、赤福本店は5時から営業していて赤福を食べました。
志摩は牡蠣の養殖が盛んでオイスターロードと呼ばれる道の至る所に牡蠣小屋があります。
2023年は不漁だったようで閉業している店も多くちょっと残念。「浦村かき かき太郎」という店で生ガキやカキフライ、焼き牡蠣を食べました。
大粒でおいしいのですが少し磯臭さはありました。
帰りは鳥羽港(三重)→伊良湖港(静岡)へのフェリーを使いました。
車と時間はほぼ変わりませんが、運転時間を短縮できるのと子供を遊ばせることができるのでフェリーを選択。
乗車時間は1時間ほどと短めです。港にはフェリー出発の1時間ほど前に到着し、窓口でチケットを購入しましたが問題なく乗船できました。料金は大人2人と軽自動車で8,200円。
自転車が積んであるが問題ないかを確認しましたが、追加料金なしで大丈夫でした。(北海道でフェリーを使ったときは確か1万円くらい追加料金を取られたことがあります。)
フェリーは子供が楽しそうに動き回っていてそれだけで乗った価値がありました。
以上。鈴鹿の遠征報告でした。
来年も参加したいですが、ほかのイベントにも参加したい…どうしようかな。
それではまた。