クライミングの中でも一番始めやすいのはボルダリングです。今回はボルダリングの始め方と登り方のコツを紹介します!
ボルダリングジムに行こう
まず近場のボルダリングジムを探しましょう。私は旅行先でジムに行きたいときはgoogle mapで「ボルダリング」と検索して探しています。ボルダリングジムでは初回は会員登録が必要なジムとビジター利用があるジムなど様々。ジムのHPで確認しましょう。
金額の相場はこんな感じです。(終日利用の相場)
会員登録料:1,000円
ジム使用料:2,000円
レンタルシューズ:300円
レンタルチョーク:100円
他にもボルダリング体験コースなど初心者向けに安いプランがあったり、短い時間のプランや遅い時間は安くなるプランがあるジムも多いです。レディースDAYを行っているジムも多いですね。
たくさん登りたい方向けに月パスという月額料金で登り放題のプランも人気です。
登れるか不安だけど大丈夫?
ボルダリングをやってみたいけど、筋肉が全然ないから登れるか不安と思っている方は多いです。
実際は全然大丈夫です!梯子を登れる力があればボルダリングはできます。ボルダリングは腕力、握力が必要と思われがちですが、体全体を使って登るスポーツなので一定の部分の筋肉より全身の筋肉を使います。
年齢層も幅広く、小さい子から70歳くらいの方も楽しんでいます。
持ち物は?
動きやすい服装と靴下があれば大丈夫。
ジムには更衣室があるので、着替えて登るといいでしょう。動いていると汗をかくのと、滑り止めのチョークで服も白く汚れていきますので、着替えを持っていきましょう。
靴下はなるべく薄手のものが望ましいです。
一人でも大丈夫?子供も大丈夫?
クライミングジムに来る方の半数以上は一人で来られています。全く問題ないです。
お子さんはジムによって年齢制限がありますが、小さい子だと4歳くらいから登れます。たまに女の子でスカートを履いてきてしまう子がいますが、ホールドに引っかかってしまう可能性があるのでズボンで行きましょう!
どうやって登るの?
利用料を支払い、着替えが終わったらいよいよクライミングです。
クライミングシューズは少しきつめのものをレンタルし、登るときだけ履くようにしましょう。
ちょっと用語解説
・ホールド:人口の岩を模したもの。ボルダリングジムではホールドを使って登る
・課題 :登るコース。
・グレード:難易度(簡単:10級→9級→・・・・→1級→初段→2段→3段:難しい)
グレードが段になると難易度がかなり上がります。段を登れたら上級者といってよいでしょう。
初心者が登れるのは6級くらいまででしょう。
・オブザべ:オブザベーションの略。登る前に頭の中で登り方を考えること。
まずは手の動きだけでも頭の中で考えられるようにしましょう。
ルール
ボルダリングジムの壁にはホールド(人工の岩を模したもの)がいくつもついてあり、必ずS(スタート)とG(ゴール)があります。
ジムによって違いますが、同じホールドの色だけを使って登るジムとホールドの横にテープが張ってあり、そのテープと同じ色、形が貼ってあるホールドだけを使ってを登るジムがあります。
あとは足も同じホールドを使わなければいけない課題もあります。(手足限定といいます)
壁に登れるのは一壁につき、一人です。登らないときはマットから降りて待ちましょう。
登り手順
1.スタートのホールドを両手(課題によってはたまに右手と左手が指定されている)で持ち、足がマットから離れて安定した状態になったらスタートです。
2.同じ色、形のテープが張られたホールドだけを使って登っていきます
3.ゴールテープが張ってあるホールドを両手で3秒以上つかめたら完登です。
うまく登るためのコツ
まずは簡単な課題で体の動かし方を覚えましょう。頭の中で考えるより、実際やってみてうまくいった、できなかったことを知ることが上達に一歩です。
・いろいろな課題を登ってみる(体の使い方を覚える)
・梯子の要領で登る(右足→右手→左足→左手→右足)
・右手を出したいときは右足に力を入れる。左手を出したいときは左足に力を入れる。
・他人が登ってるのを観察する(同じ課題でも体の動かし方によって楽に登れます)
・肘を曲げすぎない。肘は伸ばしている状態の方が疲れにくいです。次のホールドに手を出すときに曲げましょう。
・週1回くらいのペースでジムに通う(上達には最低週1くらいのペースで通った方が良いでしょう)
ボルダリングをやってみたいと思った方はぜひ、ボルダリングジムへ!
引き締まった体になりたい方やダイエット目的でも有効です。
クライミングとは何ぞや。という方はこちらの記事もお読みください。