2024年のGWにアメリカ、カリフォルニア州にあるヨセミテ国立公園へ行ってきました。
2年前に訪れて、見たことのない大きさの一枚岩が作る渓谷の景色を妻と1歳半の子供に見せるためにやってきました。今回も両親にも来てもらい5人で旅行してきた記録です。
以前のようなクライミング尽くし旅ではありませんが、その分違う魅力もたくさんあったので書いていきます。
ヨセミテで4泊5日のクライミングやハイキングの記録です。
ヨセミテ国立公園(Yosemite National Park)とは
アメリカ合衆国カリフォルニア州にある国立公園。
公園の面積は3,080㎢で東京都(2,194㎢)の1.4倍。花崗岩の1枚岩として世界最大のエルキャピタンや花崗岩ドームのハーフドームなどがあります。
無数にあるトレイルではハイキングやサイクリングを楽しむ方。大自然の中キャンプを楽しむ方。いろいろなクライミングを楽しむ方が多く訪れます。
広大な広さを持つ公園ですが、訪問客の多くは渓谷内のヨセミテバレーというお店や宿泊がそろっている場所で滞在します。
ヨセミテ国立公園への入り方(予約)
2024年4月からは特定の日については午前5時~午後16時に入場する場合に限り事前予約が必要になります。(2年前とは異なっていて知らなかった💦)料金は2ドル。
公園内のキャンプ場や宿泊施設に予約をしている場合は例外で、予約が必要ありません。
予約が必要な日
2024 年4月13日から10月2 日までの一部の日は、午前5時から午後4時まで予約が必要です。
4月13日から6月30日: 土日祝日のみ。
7月1日~8月16日: 毎日。
8月17日~10月27日:土日祝日のみ。
予約はこちらから
行き方
日本から訪れる場合、ロサンゼルス国際空港またはサンフランシスコ国際空港から車で向かうのが一般的です。
車でロサンゼルスからは6時間ほど、サンフランシスコからは4時間ほどかかります。
今回もロサンゼルス国際空港からレンタカーを借り、6時間かけてヨセミテバレーへ。
ロサンゼルスからフリーウェイをひたすら走るので、退屈ですが難しくありません。ほぼ曲がらないので、アメリカは日本とは逆車線ですが全く問題ありません。
ヨセミテに近づいてから山道を走るのでそこはスピード注意くらい。初めて海外で車を運転する場合でも難易度は低いです。ロサンゼルス市内が一番気を遣うかも。
ロサンゼルスからヨセミテ国立公園へ
▼1日目▼
羽田空港をを20時に出発し、昼過ぎにロサンゼルス国際空港へ到着。幼児がいるので在米の方のレーンに通してもらい、さくっと入国審査が完了。(誘導員の指示に従っていきましたが、本当に在米レーンで問題ないのか通過するまで不安でした。)
まずは空港近くにあるdollorレンタカーでレンタカーを借りました。(予約はtrip.com)。
レンタカー屋までは空港からレンタカー屋の無料のバスがひっきりなしに出ているので、大荷物をもって直接レンタカー屋に向かうプランでも大丈夫。
国際免許証と免許証、クレジットカードを忘れずに
レンタカーがシボレーのSuburbanというやつでめっちゃでかいやつでした。
縦はともかく横幅が広すぎて、運転ができるか一気に不安に。全幅が206cm⁉とトヨタのランドクルーザーよりもでかい。
見たことない大きさに運転が不安に….
まずはロサンゼルス市内のホテル『Hilton Garden Inn LAX/El Segundo』へ。2部屋借りて4万円台と安いけどきれい。低層の建物のため、部屋からは駐車場が見えるだけですが寝るだけなので問題なし。
ロサンゼルス市内に安くきれいなところに泊まりたい方にはおすすめ。私は次回も市内に泊まることがあればここに泊まります。
部屋で休憩したあと、時間があったので車でハモサビーチへ。ラ・ラ・ランドロケ地の『The Lighthouse Cafe』があります。
夜ご飯はイン・アンド・アウト・バーガーでハンバーガー。ポテトが感動するおいしさで、マクドナルドのポテトをさらにカリカリにしてお菓子みたいな触感。
今回行ったファーストフートの中で一番のフライドポテトでした。
▼2日目▼
朝5時に起床し、アイアンマン2に登場したドーナッツ屋『Randy’s Donuts(ランディーズ・ドーナツ)』でドーナッツとコーヒーをテイクアウト。
24時間営業にも驚きましたが、早朝5時台なのにもかかわらずお客さんがちらほらドーナッツを買いに来ていました。
こってこての甘いドーナッツにアメリカを感じました。
予定ではヨセミテ国立公園までの道中にある大きな町『ベイカーズフィールド』と『フレズノ』で休憩予定でしたが、子供が車内で寝てくれたので一気にフレズノへ。(途中で運転手交代)
フレズノはロサンゼルスから4時間ほどの場所。ここまでくればヨセミテまであと2時間。
朝食はこれからヨセミテに向かうのにピッタリなレストラン『Yosemite Falls Café』でアメリカに来たら食べたかったポテトやオムレツを堪能。
5人で2人前にしましたが、量はピッタリでした。(パンケーキは人数分きました。)
ヨセミテ国立公園内は物価がやや高いので、食材などをフレズノで買い込みます。
まずはアウトドアショップ『REI』へ。家族みんなアウトドアブランドが好きなのでTシャツなどを購入。
私はボルダリングマットを購入しました。
日本から持っていくと追加料金で片道1万円かかるので、思い切って購入しました。クライミング用品の品ぞろえは少なく、マットもメトリウスのマットが2種類だけでした。トポも全然ありませんでした。
嫁の希望でスーパーマーケットの『トレーダー・ジョーズ(Trader Joe’s)』へ。オリジナル商品が多いのとワインの種類が豊富でした。
パスタやワインを買いましたがお肉の種類がいまいちで、そのあとウォールマートへ。
数日分の食料を買い込みました。長期の旅でおすすめは600mlの水をパッケージ購入です。からっとしている気候なので日本よりのどが渇きます。レンタカーには常に4~5本を入れっぱなしにして水分補給をしていました。ウォルマートのセールで40本入りで5ドル⁉と物価高のアメリカで考えられない金額で売っていました。
あとパスタソースもおすすめ。種類はトマトとホワイトソース系のクリームしか見ませんが種類が豊富でおいしいです。
ぜひ試してみてね。
買い物を済ませたら一気にヨセミテへ。
国立公園の入り口にはゲートがあり、入場料を支払います。車1台35ドル。(乗車人数は関係ありません。)
公園内での宿泊予約証明をする必要があるため、予約画面とパスポートを見せます。
ゲート付近は電波がないため必ずスクショをとっておきましょう。予約先からも2回くらいスクショを取っておいてと連絡が来ました。
公園内に入ってからトンネルビューとブライダルフォールを見ました。
GWは雪解けにより滝の量がすごいですね。以前行った6月末の時とは大違いで滝に近づくとびしょびしょになります。
少しボルダリングをしようと思いブライダルフォール近くのボルダーを探したのですが見当たらず…..
その後、エルキャピタンをゆっくり眺めることができるメドーへ。
メドーの前の道路に車が止められるので、アクセスしやすく、だれでも訪れることができゆっくりできるので訪れる機会がある人はぜひ。
そのあと、公園内にある一軒家を借りたので宿に到着。
夜ご飯はお肉とマッシュルーム、ソーセージを焼いて食べました。巨大マッシュルーム大好きです。
ロサンゼルス市内を早朝に出発して、大移動、買い物、ヨセミテ観光とヨセミテ初日から存分に楽しむことができました。
ヨセミテでの宿
ヨセミテ国立公園内はキャンプ施設が多く、自前のテントを設営するキャンプサイトから、キャンピングカーでも泊まれるサイト、簡易テントが常設していて手ぶらでキャンプができる場所など様々です。
ただ、キャンプ場は予約争奪戦なので申し込みが開始と同時に予約しないとほぼ泊まれません。(夏)
そんな中、camp4は前日予約もしくは当日予約のキャンプサイトなので、こちらを利用するのがおすすめ。料金も断トツで安いです。
今回は子供、両親もいたので一軒家を貸切ました。実は公園内にも一軒家を借りられる場所があります。
予約サイトは「Airbnb」という民宿専門の宿泊予約サイトです。
5人という人数であればホテルと変わらないくらいの金額で一軒家が借りられるのが魅力です。(値段は安いところから高いところまで様々ですが。)
宿にはキッチン用品や調味料、バーベキューグリル、洗濯機、乾燥機と自宅のように滞在ができます。
落ち着いてゆっくりしたい方に特におすすめです。
宿については別途記事にしますが、滞在したところはこんな感じでした。
終わりに
今回はロサンゼルスからヨセミテまでになります。
次はヨセミテ内の観光!ハイキング!クライミング!を書きます。
それではまた👋